石筵村(読み)いしむしろむら

日本歴史地名大系 「石筵村」の解説

石筵村
いしむしろむら

[現在地名]郡山市熱海町石筵あたみまちいしむしろ

高玉たかたま村の北、安達太良山南麓の夢想むそう山とうぐいす山に挟まれた石筵川沿いの標高四二〇メートルの山間小盆地に立地する。石筵川は南流して五百ごひやく川に合流する。村名は江戸時代、代々名主を勤めた後藤家に現存する巨石に由来するとの伝承がある。天正一四年(一五八六)九月七日の二本松配分日記(伊達家文書)に高玉近江守恩所のうちとして「いしむちりニ三〆百文」とみえ、同年二本松畠山氏を滅ぼして安達郡を手に入れた伊達政宗よりあへ六郎兵衛に与えられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む