日本歴史地名大系 「石越町」の解説 石越町いしこしまち 宮城県:登米郡石越町面積:二四・七六平方キロ登米郡の西北端に位置し、北部・東部は夏(なつ)川を境に岩手県西磐井(にしいわい)郡花泉(はないずみ)町および中田(なかだ)町に接し、南部は迫(はさま)川により迫町、西部は南北に東北本線が走り栗原郡若柳(わかやなぎ)町に接する。夏川・迫川の両川に挟まれ、中央部を北東に丘陵が走り県道米谷(まいや)―若柳線が通る。集落はこの丘陵部に点在し、南北面は平坦でおもに江戸時代に開発された水田が開ける純農村。夏川・迫川をはじめ丘陵部に設けられた大小の溜池が用水として利用される。主産業は農業であるが、良質の石材資源に恵まれ、建設省・国鉄の指定石としての土木建設・鉄道用間知石、砕石を産する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報