日本歴史地名大系 「迫町」の解説 迫町はさまちよう 宮城県:登米郡迫町面積:六八・二五平方キロ県北の平野部に位置し、南は南方(みなみかた)町、北は石越(いしこし)町・栗原郡若柳(わかやなぎ)町、東は中田(なかだ)町、西は栗原郡築館(つきだて)町・瀬峰(せみね)町と接する。町の中心佐沼(さぬま)は町域の東に偏しているが、町内は佐沼を中心として、国道三四六号をはじめとする道路で結ばれる。国指定天然記念物の伊豆(いず)沼・内(うち)沼の鳥類およびその生息地があり、また長(なが)沼もあり、迫川が東端を流れて洪水の常襲地帯であった。藩政時代の北方(きたかた)・新田(につた)両村は栗原郡に属していたが、明治一一年(一八七八)登米郡に編入された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by