石金(読み)いしかね

精選版 日本国語大辞典 「石金」の意味・読み・例文・類語

いし‐かね【石金】

〘名〙
① 石と金属
※寛永版曾我物語(南北朝頃)三「親の敵とやらんの首の骨は、いしかねよりも堅きものか」
人情を解しないもの、またはがんこなもののたとえ。いわき。木石(ぼくせき)石部金吉
※康資王母集(1106頃か)「かかる世に我のみぞいしかねにてあると申す人に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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