石鏡村(読み)いじかむら

日本歴史地名大系 「石鏡村」の解説

石鏡村
いじかむら

[現在地名]鳥羽市石鏡町

志摩半島の東北端で太平洋に面し、西にうら村、南に国崎くざき村がある。「志陽略誌」は村の前の海に石鏡があり、村名となったと記す。字浜口はまぐちに須恵器片を出土した貝塚がある。「和名抄」の答志とうし伊可いじか郷の地で、「太神宮諸雑事記」の永承四年(一〇四九)六月の条に「豊受太神宮御領、志摩国伊志賀所々見御厨ヲ、寮頭麻生御浦之内ト号、致執論」とあるが、伊志賀御厨は「神宮雑例集」仁安四年(一一六九)四月に「伊志賀御厨、仮屋鎮地祭物、鰒二斤、堅魚二斤、九種雑贄等」とあり、「外宮神領目録」「神鳳鈔」にもみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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