石馬寺村(読み)いしばじむら

日本歴史地名大系 「石馬寺村」の解説

石馬寺村
いしばじむら

[現在地名]五個荘町石馬寺

金堂こんどう村の北西川並かわなみ村の北にあり、きぬがさ山北東麓の石馬寺門前に開かれた村。北部七里しちり村に接して枝村橋爪はしづめがある。「看聞日記」永享四年(一四三二)二月一三日条に山前南やまさきみなみ庄の在所として石馬寺がみえる。応永二八年(一四二一)八月一〇日の日付をもつものの文安四年(一四四七)一〇月二三日作成の執行道珍跡配分目録(熊野那智大社文書)には、鳥居持地女分としてあげられる近江国には「東近江山下旦那、先達ハ石馬寺先達」と注記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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