石鼎(読み)セキテイ

精選版 日本国語大辞典 「石鼎」の意味・読み・例文・類語

せき‐てい【石鼎】

  1. 〘 名詞 〙 石でつくったかなえ。石のかなえ。
    1. [初出の実例]「竹筧に甘泉を分けて、石鼎(セキテイ)茶の湯を立て置きたり」(出典太平記(14C後)三九)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐石鼎聯句詩序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android