コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

原石鼎 はら せきてい

5件 の用語解説(原石鼎の意味・用語解説を検索)

美術人名辞典の解説

原石鼎

俳人。島根県生。名は鼎。高浜虚子に師事する。豊かな感性と高朗な調子で独自の句境を開いた。俳誌『鹿火屋』を創刊、主宰した。画も能くする。昭和26年(1951)歿、65才。

出典|(株)思文閣
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

原石鼎 はら-せきてい

1886-1951 大正-昭和時代の俳人。
明治19年3月19日生まれ。家は代々医師。高浜虚子(きょし)にみとめられ,大正4年上京してホトトギス社にはいる。10年「鹿火屋(かびや)」を創刊,主宰。飯田蛇笏(だこつ)らと大正俳壇で活躍した。昭和26年12月20日死去。65歳。島根県出身。京都医専中退。本名は鼎(かなえ)。句集に「花影(かえい)」など。
【格言など】白魚の小さき顔をもてりけり(「原石鼎句集」)

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

はらせきてい【原石鼎】

1886‐1951(明治19‐昭和26)
俳人。島根県生れ。本名鼎(かなえ)。京都医専に学ぶなど家業の医を志したが挫折,転々と職をかえ,1912年次兄に従い奥吉野で医業を手伝いつつ俳句に専念した。吉野の風物を鋭敏な感性と高朗な調べによって印象鮮明に格調高くうたい上げ,大正初期の《ホトトギス》に登場,村上鬼城渡辺水巴飯田蛇笏前田普羅と共に《ホトトギス》の主観尊重の一時期を画した。13年吉野を出て再び放浪生活に入ったが,17年《東京日日新聞》俳句欄を担当,放浪生活に終止符を打った。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

原石鼎
はらせきてい

[生]1886.6.1. 島根,塩冶
[没]1951.12.20. 神奈川
俳人。本名,鼎 (かなえ) 。京都医学専門学校を中退して 1910年上京,高浜虚子に入門。吉野の山中で医師の次兄と暮したいわゆる深吉野 (みよしの) 時代 (1913) の秀作により,渡辺水巴,飯田蛇笏,前田普羅らと並ぶ存在となり,以後豊かな感性と高朗な調子をもつ平明な句風で精力的に活躍した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

原石鼎
はらせきてい
(1886―1951)

俳人。島根県塩冶(えんや)村(現出雲(いずも)市)に生まれる。本名鼎(かなえ)。中学時代より歌や俳句をつくり、家業の医を継ごうと京都医学専門学校に学んだが中退して上京し、高浜虚子(きょし)を頼って新聞記者になろうとしたが帰郷を勧められ、吉野山中で兄の医業を手伝う。吉野の自然、人情を詠んだ豪華で強い調子の句が虚子に認められ、大正初頭の『ホトトギス』を飾った。いったん帰郷したが流浪の生活を送り1915年(大正4)上京。ホトトギス社に入り、21年から『鹿火屋(かびや)』を発行主宰。23年ごろから健康を害して神奈川県二宮(にのみや)に隠棲(いんせい)した。句集は『花影(かえい)』(1937)、『定本石鼎句集』(1968)など。[伊澤元美]
 花影(かえい)婆娑(ばさ)と踏むべくありぬ岨(そば)の月
 淋(さび)しさにまた銅鑼(どら)打つや鹿火屋守
『『現代日本文学大系95 現代句集』(1973・筑摩書房) ▽小室善弘著『俳人原石鼎』(1973・明治書院)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

原石鼎の関連キーワード中田みづほ奈倉梧月島根県飯石郡飯南町赤名島根県浜田市金城町入野島根県浜田市金城町追原島根県浜田市金城町小国島根県浜田市金城町久佐島根県飯石郡飯南町上赤名島根県飯石郡飯南町下赤名松本鼎(2)

今日のキーワード

ネコノミクス

猫が生み出す経済効果を指す造語。2012年に発足した安倍晋三内閣の経済政策「アベノミクス」にちなみ、経済が低迷する中でも猫に関連するビジネスが盛況で、大きな経済効果をもたらしていることを表現したもの。...

続きを読む

コトバンク for iPhone