日本歴史地名大系 「砂新田」の解説 砂新田すなしんでん 埼玉県:川越市砂新田[現在地名]川越市砂新田砂村の南西、不老(としとらず)川右岸の低平地と台地に立地。天文年間(一五三二―五五)に開発されたと伝え、古くは当地居住の医師円西にちなみ円西(えんせい)新田、または修験常蓮(じようれん)坊にちなみ常蓮坊新田と称したといい、これらの古名は亀窪(かめくぼ)村(現大井町)の名主三上家由諸書に引用された寛永一六年(一六三九)の年貢割付状にもみられたという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by