砂新田(読み)すなしんでん

日本歴史地名大系 「砂新田」の解説

砂新田
すなしんでん

[現在地名]川越市砂新田

砂村の南西不老としとらず川右岸の低平地と台地に立地。天文年間(一五三二―五五)に開発されたと伝え、古くは当地居住の医師円西にちなみ円西えんせい新田、または修験常蓮じようれん坊にちなみ常蓮坊新田と称したといい、これらの古名は亀窪かめくぼ(現大井町)名主三上家由諸書に引用された寛永一六年(一六三九)の年貢割付状にもみられたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android