砂糖染(読み)さとうぞめ

精選版 日本国語大辞典 「砂糖染」の意味・読み・例文・類語

さとう‐ぞめサタウ‥【砂糖染】

  1. 〘 名詞 〙 砂糖屋で販売している、中紅に染めた蘇芳染(すおうぞめ)のこと。
    1. [初出の実例]「近年砂糖染(サタウソメ)仕出し、重ひ知恵者の京なれば、大方の事にて利を得る事思ひも寄ずと」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android