砂糖染(読み)さとうぞめ

精選版 日本国語大辞典 「砂糖染」の意味・読み・例文・類語

さとう‐ぞめサタウ‥【砂糖染】

  1. 〘 名詞 〙 砂糖屋で販売している、中紅に染めた蘇芳染(すおうぞめ)のこと。
    1. [初出の実例]「近年砂糖染(サタウソメ)仕出し、重ひ知恵者の京なれば、大方の事にて利を得る事思ひも寄ずと」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む