砉然(読み)けきぜん

精選版 日本国語大辞典 「砉然」の意味・読み・例文・類語

けき‐ぜん【砉然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ( 骨と皮とが離れる音の意 ) ばりばりという音がするさま。
    1. [初出の実例]「又一段の激雷の音、銀山砕くる百万の巨涛(おほなみ)一時に寄するが如く、砉然(ケキゼン)として鳴る途端」(出典:新浦島(1895)〈幸田露伴〉一三)
    2. [その他の文献]〔荘子‐養生主〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む