砕屑岩脈(読み)さいせつがんみゃく(英語表記)clastic dyke

岩石学辞典の解説

砕屑岩脈

堆積物質で埋められた割れ目.ガレツキーは(1) 下部から堆積物質が貫入して形成された貫入砕屑岩脈(injection clastic dyke)と,(2) 上部から堆積物が沈澱して形成されたネプチュニアン砕屑岩脈(neptunian clastic dyke)とに分けた[Garetzky : 1953].火成岩の岩脈のように,地層を切っている板状の砕屑岩体で,堆積岩脈ともいう.構成物質によって砂岩脈礫岩脈,泥岩脈などがあり,砂岩脈が最も多い.単に重力によって砂が割れ目に落ちて充填したものもあるが,多くは水に飽和した流砂が上または下から割れ目の中に圧入したものである[Spurr : 1923, Jenkins : 1925, Anderson : 1944, Garetzky : 1953, 木村ほか : 1973].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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