岩石学辞典 「礫岩脈」の解説 礫岩脈 ① conglomerate dyke, gravel dyke: 礫岩で充填された割れ目.conglomerate dyke[Campbell : 1904].gravel dyke[Jenkins : 1925]. ② pebble dyke: 礫岩で満たされた砕屑岩脈で,脈状あるいは管状の塊で,よく円磨されたものからかなり,角張った岩片が細かい炭酸塩質泥,ジャスパ質岩石,火成岩などのマトリクスに含まれるもの.ファーミンは,マグマまたはマグマ性流体によって,下部にある岩石が破砕されて岩石片となり地殻中を上昇したものとしている[Farmin : 1934]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報