ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「破壊検査」の意味・わかりやすい解説 破壊検査はかいけんさdestructive inspection 工業製品や工業材料の性能,内部欠陥などを調べるために,切断またはそれに準じる方法で直接観察して検査 (試験を含む) する方法。供試品や材料は原形を保たないので,供試体と同一グループの他を推察することしかできない。非破壊検査とは対照的な方法で,両者の中間的なものに部分破壊検査 (試験を含む) 法がある。この方法では,供試体の原形をわずかに変化させるが,機能には影響を及ぼさない。硬さ試験,材質判定のための火花試験などは,この例にあたる。材料試験は通常,破壊検査 (試験) か部分破壊検査 (試験) に属するものが多い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by