破砕反応(読み)ハサイハンノウ

化学辞典 第2版 「破砕反応」の解説

破砕反応
ハサイハンノウ
spallation

スポーレーションともいう.高エネルギー粒子照射によって原子核が破壊される反応.その際に,中性子が多数発生するので,この反応を利用した大型中性子源が,日本の東海村(大強度陽子線加速器施設J-PARC),アメリカのオークリッジ(SNS),ヨーロッパで建設中または計画中である.いずれも GeV けたの高エネルギー陽子で,水銀などの標的原子を衝撃する.数百 MeV 級の陽子線を使用する施設は,イギリスのISIS,日本の高エネルギー研究所KENS,アメリカのIPNS,LANSCEなどがある.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android