碁石頭(読み)ごいしがしら

精選版 日本国語大辞典 「碁石頭」の意味・読み・例文・類語

ごいし‐がしら【碁石頭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (よろい)の伊予小札(いよこざね)一種。札の頭を山形に二つに割り、それぞれの頭を丸くしたもの。その形が碁石を並べたようにみえるところからいう。
    1. 碁石頭<b>①</b>
      碁石頭
    2. [初出の実例]「ほまれはくちぬこがねざね、ごいしがしらのひしとぢに」(出典:浄瑠璃・文武五人男(1694)四天王)
  3. 矢羽の一種。熊鷹(くまたか)の尾羽を先に白みが少しあるように取ったもの。碁石。〔随筆・貞丈雑記(1784頃)〕
  4. (かぶと)の一種。鉢に碁石のような凸形の小点が数個あるもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android