碧蹄館(読み)ヘキテイカン

デジタル大辞泉 「碧蹄館」の意味・読み・例文・類語

へきてい‐かん〔‐クワン〕【碧蹄館】

朝鮮ソウル北方、碧蹄にあった客舎。1593年、文禄の役のとき小早川隆景宇喜多秀家らの日本軍が、漢城(ソウル)奪回をめざす李如松の明軍を破ったのが、この周辺

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関連語 文禄

精選版 日本国語大辞典 「碧蹄館」の意味・読み・例文・類語

へきてい‐かん‥クヮン【碧蹄館】

  1. 朝鮮、ソウルの北方約二〇キロメートルの碧蹄にあった客舎。明の使節のために歓迎の宴を開いた所。碧蹄は、現在の韓国京畿道高陽郡の町。

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