確率音楽(読み)かくりつおんがく(その他表記)musique stochastique

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「確率音楽」の意味・わかりやすい解説

確率音楽
かくりつおんがく
musique stochastique

ギリシアの作曲家ヤニス・クセナキスが,1950年代後半から行ない始めた作曲方法。音楽の形式や展開を,確率論の法則に従う推計学的 (ストカスティック) プロセスとしてとらえるもので,音の諸要素 (パラメータ) の分布を,ポアソン分布に従って,確率論的に決定し,楽器 (あるいは電子音響) に配分する方法が採られる。初めは手計算であったが,62年から確率計算にコンピュータが導入され,作品はコンピュータ音楽とも呼ばれることとなった。

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