普及版 字通 「磋」の読み・字形・画数・意味
磋
15画
[字訓] みがく
[字形] 形声
声符は差(さ)。差に不いのもの、ざらざらしたものの意があり、磋とは砥(といし)にかけて磨くことをいう。〔爾雅、釈器〕に「象には之れを磋と謂ふ」と象を治める意とする。切は骨を切る、瑳・磋は玉石の類を磨くことをいう。合わせて切磋という。
[訓義]
1. みがく、玉石をみがく。
2. 象をみがく。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕磋 玉止久石(たまとぐいし) 〔名義抄〕磋 トグ・ミガク 〔字鏡集〕磋 スル・ミガク・トグ
[熟語]
磋議▶・磋磋▶・磋商▶・磋切▶・磋琢▶・磋跌▶・磋磨▶・磋▶
[下接語]
切磋
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報