デジタル大辞泉 「磔刑図」の意味・読み・例文・類語 たっけいず〔タクケイヅ〕【磔刑図】 《原題、〈イタリア〉Crocifissione》マンテーニャの絵画。板にテンペラ。縦67センチ、横93センチ。ベローナのサンゼーノマッジョーレ教会の主祭壇画の一部だったもの。ゴルゴタでキリストが二人の罪人とともに磔刑に処された場面を描いている。パリ、ルーブル美術館所蔵。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の磔刑図の言及 【磔刑】より …イエスの死はキリスト教によれば,万人の罪をあがない(贖罪),人々を救済する犠牲的な行為であると解されている。[磔刑図crucifix] 磔刑の図像は,初期には子羊,魚,ブドウの木などで象徴的に表され,十字架上のイエス像は5世紀以降に現れた。磔刑像は単独で表されることもあるが,十字架の下に聖母マリア,福音書記者ヨハネ,マグダラのマリアなどがいることもある。… ※「磔刑図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by