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磔刑 タクケイ

デジタル大辞泉の解説

たく‐けい【×磔刑】

たっけい(磔刑)

たっ‐けい〔タク‐〕【×磔刑】

はりつけの刑。はりつけ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

たっけい【磔刑 crucifixion】

特に古代の地中海地域において広く行われた処刑の形態で,はりつけともいう。主に政治犯,盗賊,奴隷などに対して,またローマ帝国では市民権を持たない犯罪者に対して執行された。受刑者を刑柱にくぎで打ちつけるかひもで結びつけ,拷問(むち打ちなど)を加える。歴史的には,ペルシアダレイオス1世により前519年にバビロンで政治犯3000人が,後30年ころにナザレのイエスがエルサレム郊外で処刑された例が有名である。

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大辞林 第三版の解説

たくけい【磔刑】

はりつけの刑。はりつけ。たっけい。

たっけい【磔刑】

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世界大百科事典内の磔刑の言及

【十字架】より

…古代地中海世界に見られた磔刑具であるが,とくにイエス・キリストがかけられたものをいう。十字架を重罪人の磔刑具として用いたのはおそらくフェニキア人が最初であろう。…

【受難】より

…キリスト教会では,エルサレム入城の日曜日を〈枝の主日〉,その日から復活祭の前日までの1週間を〈聖週間〉と呼ぶ。磔刑の日とされる,その週の金曜日を〈聖金曜日(受難日)Good Friday〉として記念し,典礼を行う。
[受難図]
 受難の苦しみを追体験することは信仰の基礎であるため,受難のありさまは古くから美術の重要な主題となった。…

【磔】より

…すなわちローマ法の磔は,刀による迅速な死に値しないという侮辱的意味をもった死刑であった。キリスト教の影響によって,コンスタンティヌス帝の末年に磔刑(たつけい)は廃止され,その柱を利用する絞殺に代わった。 日本では,平安時代の末ごろから磔(八付(はつつけ),機物(はたもの)ともいう)が現れ,戦国時代には逆磔(さかさはりつけ)も行われた。…

【ヨハネ】より

…後者の型は,ヨハネが十二弟子の中でもっとも若く,しかも生涯を通じて童貞であったことに基づく。〈カナの婚礼〉〈キリストの変容〉〈オリーブ山上の苦しみ〉〈最後の晩餐〉〈磔刑〉など,多くのイエス・キリスト伝中の説話に重要な人物として登場する。〈最後の晩餐〉では,師に愛された弟子としてキリストの胸によりかかり,眠っていることが多い。…

※「磔刑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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