磯山城遺跡(読み)いそやまじよういせき

日本歴史地名大系 「磯山城遺跡」の解説

磯山城遺跡
いそやまじよういせき

[現在地名]米原町磯

磯山の山頂から麓に広がる縄文時代早期から飛鳥時代にかけての遺跡。名称は中世城郭の磯山城跡を含むことからきている。昭和五九年(一九八四)発掘調査が行われ、磯山の北東尾根より、和歌山県田辺たなべ稲成いなり高山寺こうざんじ貝塚から出土し、縄文早期後半の標準資料となっている高山寺式土器が出土した。また東山麓の地表下約三メートルから埋葬された縄文早期の人骨が発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 屈葬

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む