磯臭い(読み)イソクサイ

デジタル大辞泉 「磯臭い」の意味・読み・例文・類語

いそ‐くさ・い【×磯臭い】

[形][文]いそくさ・し[ク]魚や海藻においがまじって、海辺独特のにおいがするさま。「バスの窓から―・い風が流れ込む」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「磯臭い」の意味・読み・例文・類語

いそ‐くさ・い【磯臭】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]いそくさ・し 〘 形容詞ク活用 〙
  2. (魚貝、海藻などのにおいが混じった)海岸特有のにおいがする。
    1. [初出の実例]「わけもなふ礒(イソ)くさく」(出典浮世草子好色一代男(1682)一)
  3. 十分成熟していない。あおくさい。
    1. [初出の実例]「ねせ付てそって遣るのは礒くさい」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦一三(1763)仁三)

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