礼紙・畾紙(読み)らいし

精選版 日本国語大辞典 「礼紙・畾紙」の意味・読み・例文・類語

らい‐し【礼紙・畾紙】

〘名〙
書状文言を書いた紙に重ねて添える白紙。また、書状や目録などを巻いた包紙
小右記‐寛弘二年(1005)二月八日「午剋元命書札持来、示送雑事之内、注礼紙云」
② 書状や書きものの端の余白
申楽談儀(1430)別本聞書「紙数少ければ、同聞書の本の奥、任礼紙書加候也」

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