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文言 ぶんげんWen-yan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

文言
ぶんげん
Wen-yan

中国における文語文。「書き言葉」の意で,白話に対する。古文ともいう。先秦時代にはかなり固定化し,共通語の役割を果すようになった。口語とはかけ離れた知識階級の文学用語として,20世紀まで大きな力を占めた。日本で通常「漢文」と称する中国古典文がほぼそれに相当する。

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デジタル大辞泉の解説

ぶん‐げん【文言】

文章や手紙の中の言葉。もんごん。
中国で、口語体に対して、文章体。⇔白話

もん‐ごん【文言】

文章中の語句文句。また、言葉。「手紙の文言

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世界大百科事典 第2版の解説

ぶんげん【文言 wén yán】

中国語における書面語(文章語)の一種。主として,古典に用いられる豊富な語彙と,簡潔な文法と,さらには洗練された修辞法を基礎とする。その初めは口語を基礎としたものであろうが,漢字のむずかしさと,中国特有の政治的な環境が,やがて一般大衆の言語と遠くかけはなれ,中国近代化の大きな障害となる。そこで,五・四新文化運動の一つの課題として,白話文運動が唱えられるようになった。中国語白話【辻本 春彦】

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大辞林 第三版の解説

ぶんげん【文言】

手紙や文章の中の言葉。もんごん。
中国で、旧来の伝統的な文章表現。文語。 ↔ 白話

もんごん【文言】

文章の中の語句。文句。 「法律の-」 「手紙を取上げて読下す、その-に/浮雲 四迷

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