紙数(読み)シスウ

精選版 日本国語大辞典 「紙数」の意味・読み・例文・類語

し‐すう【紙数】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 紙の枚数。また、書物のページ数。かみかず。
    1. [初出の実例]「さやうの集は奉加帳と等しければ紙数よごれたる社手柄なるべけれ」(出典:俳諧・宇陀法師(1702)誹諧撰集法)
    2. 「若し緻密に紙数を費して、私がここで〈略〉説明をするとしたら」(出典:街の物語(1934)〈榊山潤〉)
  3. 新聞などの発行部数。
    1. [初出の実例]「紙数も唯八百しか出て居なかったが」(出典:菊池君(1908)〈石川啄木〉四)

かみ‐かず【紙数】

  1. 〘 名詞 〙 書物の用紙の枚数。
    1. [初出の実例]「是より末は聞書の外題にて別本にあれども、紙数少(すくな)ければ、同(おなじ)聞書の本の奥、任礼紙(らいし)、書加候也」(出典申楽談儀(1430)別本聞書)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む