祓戸の神(読み)ハラエドノカミ

デジタル大辞泉 「祓戸の神」の意味・読み・例文・類語

はらえど‐の‐かみ〔はらへど‐〕【×祓戸の神】

祓戸を守る神。瀬織津比咩神せおりつひめのかみ速開都比咩神はやあきつひめのかみ気吹戸主神いぶきどぬしのかみ速佐須良比咩神はやさすらひめのかみ四神

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「祓戸の神」の意味・読み・例文・類語

はらえど【祓戸】 の 神(かみ)

  1. 祓戸を守る神。瀬織津比咩・速開都比咩・気吹戸主・速佐須良比咩の四神。はらいどのかみ。
    1. [初出の実例]「はらへとの神の飾りのみてぐらにうたてもまがふ耳はさみかな」(出典:紫式部集(1012‐17頃))

はらいど【祓戸】 の 神(かみ)

  1. はらえど(祓戸)の神
    1. [初出の実例]「御坊は、仏弟子となりて、はらひ戸の神達にくみ給といひて」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む