ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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…近世になり亀の価値が,このようにほとんど逆転することについてはいくつかの説明があるが,その基礎にあるのは次のような観念の変質であろう。すなわち四霊の後をうける四神のうち,北方に位置する玄武が亀と蛇とがからみ合った形で描かれていて,その背後には冬の季節に世界の復活をもたらす宇宙的な聖婚が行われるという観念が存在したことをうかがわせるが,その聖婚の性的な意味が俗化して淫奔と受けとられるようになった。これが亀に対する価値観の転換をもたらしたと考えられるのである。…
… 二十八宿は7宿ずつ東西南北の4方角に分類され,また色および動物に対応させられた。曾侯乙墓出土の考古学的証拠によってもわかるように,すでに前5世紀に東方青(または蒼)竜,西方白虎の対応がみられたが,漢代の画像石などには東方青竜,北方玄武,西方白虎,南方朱雀の四神図を描いた多数の例がみられる。これは二十八宿と結びつけることによって宇宙誌的な意味を表現したものである。…
…旗は《礼記》典礼にみられるように,五行思想を反映した五色旗によって各方面軍の標識とされた。赤は南(前),黒は北(後),青は東(左),白は西(右),それぞれ天・地・風・雲を象徴として鳥・亀・竜・虎の四神がかたどられ,黄は中央軍で招揺(北斗の杓端)が描かれた。各方面軍は,方面旗の指示に従って行動する。…
…甲骨文の竜の字に特徴的なのは,その頭上にアンテナのような飾りを戴くことで,これがのちには尺木と呼ばれる竜の角となるもので,竜は尺木があるので天に升(のぼ)れるのだとされる。《礼記(らいき)》では,竜は鳳,麟,亀とともに四霊の一つとされ(鳳凰(ほうおう),麒麟(きりん)),漢代に成立した四神の観念の中では,東方に位置づけられて青竜と呼ばれる。四神の観念の成立にともなって竜の図像も多数出現するようになるが,そこでの竜は立派なたてがみと足とを持ち,馬との類似性が大きい。…
※「四神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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