祖母懐(読み)そぼかい

日本歴史地名大系 「祖母懐」の解説

祖母懐
そぼかい

[現在地名]瀬戸市春雨町

瀬戸で最も良質な陶土(祖母懐土)が採れたといわれる所。この土で作った茶入を「祖母懐」という。陶祖藤四郎は諸国巡歴ののち、この地で良土を得て瀬戸に定住したという。「うはかふところ」の銘のある茶壺が存するので、昔は訓読されていたようである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 採掘

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android