祖母懐(読み)そぼかい

日本歴史地名大系 「祖母懐」の解説

祖母懐
そぼかい

[現在地名]瀬戸市春雨町

瀬戸で最も良質な陶土(祖母懐土)が採れたといわれる所。この土で作った茶入を「祖母懐」という。陶祖藤四郎は諸国巡歴ののち、この地で良土を得て瀬戸に定住したという。「うはかふところ」の銘のある茶壺が存するので、昔は訓読されていたようである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android