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陶土 とうど china clay; porcelain clay

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

陶土
とうど
china clay; porcelain clay

陶磁器の原料となるカオリン粘土の総称。木節粘土蛙目粘土 (がえろめねんど) などは堆積性粘土,ホンコンカオリン,耐火粘土といわれるものの一部は風化残留粘土で,陶土のでき方は一定ではない。

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デジタル大辞泉の解説

とう‐ど〔タウ‐〕【陶土】

陶磁器の原料となる粘土の総称。白色のカオリンが多い。

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百科事典マイペディアの解説

陶土【とうど】

陶磁器原料に使用される土の総称。層状の堆積性粘土,火成岩が風化を受けて生成された粘土などが多い。陶土を構成する鉱物は主としてカオリン鉱物
→関連項目白土

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岩石学辞典の解説

陶土

可塑性のある粘土で,鉄分を含まず焼くと白くなるので,セラミック容器の製作に用いられる.この語は轆轤(ろくろ)(potter's wheel)を用いて陶器を作るのに適している粘土に広く用いられる[Twenhofel : 1936-1937].

陶土

china clay: カオリンの商業用語で,カオリン化した花崗岩から得られたものである.カオリンは中国人(Chinise)によって最初に高品質の磁器として使用された.このことは1718年に中国製磁器が知られるまで秘密であった.カオリン鉱床は1746年に英国コーンウォール(Cornwall)で発見され,有名な英国の陶工であるウェッジウッド(Wedgwood),スポード(Spode)およびミントン(Minton)が土地を借りて抽出することに成功した.陶土(china clay)の主な用途は陶磁器の製造と,充填剤,紙の表面被覆に用いられる[Blyth & De Freitas : 1974, Gass, et al. : 1974].
kaolin: (1) 粘土鉱物のグループで,二層構造の結晶格子が,各Si-Oの層が交互に一つのAl水酸基のシートで繋がっている特徴がある.おおよその組成はAl2O3・2SiO2・2H2Oで,構造式はAl2(Si2O5)(OH)4である.このグループにはkaolinie, nacrite, dickite, anauxite, miloschite, lembergiteなどが含まれる[Brindley : 1951].(2) 花崗岩質岩石の変質作用で形成された粘土で,この名称は中国の高陵(Kao-ling)に由来する.中国の高陵は江西(Kiengsi)省の景徳鎮(Ching-te Chen)の近くの山の名前である[Brindley : 1951].高陵で産出したカオリンが最初にヨーロッパに送られた.元来は水簸(すいひ)カオリンに用いた語である.
porcelain clay: カオリナイトを主に構成された粘土で,磁器の製造に使用される.スタインマーク(steinmark)[Agricola : 1546].

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世界大百科事典 第2版の解説

とうど【陶土 porcelain clay】

陶磁器の原料となる粘土。もとはヨーロッパ大陸およびイギリス南西部コーンウォール地区に産し,水簸(すいひ)精製によって得られるカオリン陶磁器原料となる粘土を呼ぶ名称であったが,しだいにその用途によって堆積性の粘土にも用いられるようになり,現在では日本の木節(きぶし)粘土蛙目(がえろめ)粘土にもこの名称が用いられている。良質のものでは白色で可塑性が高い。また成型した場合の乾燥収縮も少なく,陶磁器原料に適した性質をもつ。

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大辞林 第三版の解説

とうど【陶土】

一般に陶磁器の原料となる粘土の総称。元来は陶磁器の原料となるカオリンの別名であった。陶石。白土。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

陶土
とうど
pottery clay

陶磁器製造に用いられる粘土の総称。基本的な粘土はカオリン、可塑性粘土(蛙目(がいろめ)粘土と木節(きぶし)粘土)、(せっき)粘土、焼成色の白い粘土、および赤色~黄色に焼ける粘土である。[素木洋一]

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