巡歴(読み)ジュンレキ

デジタル大辞泉 「巡歴」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐れき【巡歴】

[名](スル)諸所を巡り歩くこと。「奈良の史跡巡歴する」
[類語]巡行巡回遍歴遊行歩く旅行ぶらつくほっつく散歩散策逍遥しょうよう漫歩漫遊足任せそぞろ歩き遊歩行脚あんぎゃ跋渉ばっしょう杖を

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精選版 日本国語大辞典 「巡歴」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐れき【巡歴】

  1. 〘 名詞 〙 いろいろな土地をめぐり歩くこと。また、職業などを次々に移り変わること。遍歴。
    1. [初出の実例]「五十子(いさらご)の塁に赴き、夫れより河越に順暦(ジュンレキ)して、鎌倉へ帰らせ給ふと聞えしかば」(出典人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)二)

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