祝谷横穴墓群(読み)いわいだによこあなぼぐん

日本歴史地名大系 「祝谷横穴墓群」の解説

祝谷横穴墓群
いわいだによこあなぼぐん

[現在地名]松江市秋鹿町

宍道湖の北岸に位置する横穴墓群。現在の宍道湖岸から約三・七キロほど奥まった丘陵の南斜面に作られている。大正六年(一九一七)の地元青年会による分布調査によって計五七穴が確認されたというが、昭和五二年(一九七七)は二五穴が確認されただけである。これらの横穴墓は四群で構成され、それぞれの群は一〇―三〇メートルの距離をもっている。A群は二段構成で九基、B群は二段構成で二基、C群は三段構成で九基、D群は一段構成で五基である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android