神の木(読み)かみのき

精選版 日本国語大辞典 「神の木」の意味・読み・例文・類語

かみ【神】 の 木(き)

  1. 神霊が宿っていると信じられている木。また、神社の境内などにある由緒ある木。神木(しんぼく)
    1. [初出の実例]「霜八たびおけどかれせぬさかきばの立さかゆべき神のきねかも きねは木根にて、すなはち榊をいへる也。〈略〉されば神のきねは、神の木也」(出典:古今集遠鏡(1793)六)
  2. ( 神の木には主があり、それを折るとたたりがあるように、夫ある女性にたわむれると、後難があるとしたところから ) 定まった夫のある女性。
    1. [初出の実例]「色々の御たはぶれ、よそめも御はもじにて候。わが身かみの木にて御たたりもいかが」(出典:仮名草子・薄雪物語(1632)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む