ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「神仙山水」の意味・わかりやすい解説 神仙山水しんせんさんすいshen-xian shan-shui 中国古代の神仙思想に基づく仙境を描いた山水画。漢・魏・六朝時代にその萌芽がみられたが,山水画として形式的に整ったのは唐代。超現実的,夢幻的な自然が創出され,華麗な楼閣などが配されて,描写形式としては青緑山水と密接不可分な関係になった。したがって宋代以降,青緑山水の復活に伴い,主要な画題としてしばしば取上げられた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by