神原秀記(読み)かんばら ひでき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神原秀記」の解説

神原秀記 かんばら-ひでき

1945- 昭和後期-平成時代の分析化学者。
昭和20年1月2日生まれ。昭和47年日立製作所に入社。平成6年同社中央研究所技師長をへて同社フェロー。東京農工大連携大学院教授,東大大学院客員教授。大気圧イオン化質量分析計などの開発にあたる。また高速のDNA解析装置「シーケンサー」を開発し,ヒトゲノム解読終了を大幅にはやめ,アメリカの「サイエンス」でヒトゲノム計画の「陰の英雄」とたたえられた。13年大河内記念賞,文部科学大臣賞研究功績者。16年朝日賞。茨城県出身。東大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android