神吉寿平(初代)(読み)かみよし じゅへい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神吉寿平(初代)」の解説

神吉寿平(初代) かみよし-じゅへい

1754-1820 江戸時代後期の装剣金工。
宝暦4年生まれ。肥後熊本藩の命で林家3代の藤八の門にはいり,春日派の祖林家の技術をつたえたといわれる。鐔(つば)作りで知られ,藩主から神吉の姓をゆるされ,同藩につかえた。文政3年死去。67歳。名は正忠,忠光。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例