神妻神社(読み)かづまじんじや

日本歴史地名大系 「神妻神社」の解説

神妻神社
かづまじんじや

[現在地名]佐久間町半場

橿かし(一〇五八・八メートル)北方神妻沢かづまざわ川の源流付近の山腹にある。旧郷社。祭神は武雷神、相殿に大国魂命・伊弉冊命を祀る。江戸時代には神妻山大明神・鹿島明神ともよばれ(正保郷帳など)、明治三年(一八七〇)には馬主ましゆ神社、同六年神妻神社と改められた。「延喜式」神名帳所載の周知すち郡の小社「馬主ムマヌシノ神社」をこの神妻神社に比定する説があり(「遠江国風土記伝」など)、「三代実録」貞観二年(八六〇)二月五日条に従五位下に叙せられたことがみえる信濃国の「馬背神」も同社にあてられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む