神条村(読み)かみじようむら

日本歴史地名大系 「神条村」の解説

神条村
かみじようむら

[現在地名]出雲崎町神条

滝谷たきや村の西、北は藤巻ふじまき村。永享二年(一四三〇)二月二七日の室町将軍家(足利義教)御教書(菊大路文書)に「乙面保内山俣上中下条」とある「上条」にあたると思われる。正保国絵図には「上条村」高二八〇石余で幕府領。以降の支配の変遷藤巻村と同じであるが、幕末には会津藩領となっている(旧高旧領取調帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android