神津港人(読み)コウヅ コウジン

20世紀日本人名事典 「神津港人」の解説

神津 港人
コウヅ コウジン

大正・昭和期の洋画家



生年
明治22(1889)年12月21日

没年
昭和53(1978)年4月7日

出生地
長野県

学歴〔年〕
東京美術学校西洋画科〔明治45年〕卒

経歴
大正4年第9回文展で「電車」が初入選、官展出品を続けた。9年農商務省の海外実業生として渡欧ロンドンのロイヤル・アカデミー・スクールパリアカデミー・ジュリアン商業美術を学んだ。昭和3年構造社に参加、絵画部主任となり出品。7年オリンピック芸術競技派遣役員として渡米。10年構造社を退会、14年緑巷会を組織、25年創芸協会と改称、代表者となった。代表作に「凩」「百日紅」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神津港人」の解説

神津港人 こうづ-こうじん

1889-1978 大正-昭和時代の洋画家。
明治22年12月21日生まれ。大正4年文展に初入選。渡欧後の昭和3年構造社に参加。7年ロス五輪に日本最初の芸術競技役員として参加。14年緑巷会を創立。32年第一美術協会副委員長。昭和53年4月7日死去。88歳。長野県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は港人(みなと)。作品に「凩(こがらし)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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