日本歴史地名大系 の解説 神田久右衛門町一丁目代地かんだきゆうえもんちよういつちようめだいち 東京都:千代田区旧神田区地区神田久右衛門町一丁目代地[現在地名]千代田区東神田(ひがしかんだ)一丁目橋本(はしもと)町二丁目の東に位置する町で、竜閑(りゆうかん)川北側の道筋と新(あたら)シ橋から南東に向かう道筋の交差する所にある両側町。東は郡代屋敷(現中央区)、北は神田富松(かんだとみまつ)町。江戸時代前期から一帯は武家地と寺町で、明暦三年(一六五七)の新添江戸之図では浄安(じようあん)寺と小田出雲守下屋敷。なお寛永江戸図も同様である。寛文新板江戸絵図では中山勘兵衛・諏訪部文九郎の拝領屋敷、元禄年間(一六八八―一七〇四)には中山邸跡に町屋と記され、北側は小幡邸。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by