神田久永屋敷(読み)かんだきゆうえいやしき

日本歴史地名大系 「神田久永屋敷」の解説

神田久永屋敷
かんだきゆうえいやしき

[現在地名]千代田区神田佐久間町かんださくまちよう三丁目

神田佐久間町四丁目残地の北側に位置する片側町。東は同四丁目裏町、西は医師千賀道隆邸、北は上野安中藩板倉家中屋敷。享保三年(一七一八)神田佐久間町四丁目の元地と裏町と称していた場所が類焼して火除地となり、内神田に代地を与えられた。同四丁目残地はさらに翌五年なか橋辺りよりの火事で類焼し町屋地尻が御用地となり、同じく収公された北方の武家地跡に代地を与えられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む