神田松永町(読み)かんだまつながちよう

日本歴史地名大系 「神田松永町」の解説

神田松永町
かんだまつながちよう

[現在地名]千代田区外神田そとかんだ一丁目・神田松永町・神田花岡町かんだはなおかちよう

神田佐久間かんださくま町一丁目・同二丁目の北側に位置する両側町。西は同相生あいおい町・上野町代地、東は神田佐久間町二丁目・伊勢津藩藤堂家上屋敷、北は武家地。町内だけの呼称で南の通りを大通、中の通りを中通、北の通りを片町と称した。元禄一一年(一六九八)鎌倉かまくら町より西紺屋にしこうや(現中央区)までの一五町が堀端道拡幅のため取払われ、翌一二年代地を与えられ神田松永町と称した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android