神田柳屋敷(読み)かんだやなぎやしき

日本歴史地名大系 「神田柳屋敷」の解説

神田柳屋敷
かんだやなぎやしき

[現在地名]千代田区外神田そとかんだ一丁目・神田花岡町かんだはなおかちよう

神田川に架かる和泉いずみ橋の北側に位置する町屋南北神田佐久間かんださくま町一丁目、東は麹町平河こうじまちひらかわ町一丁目代地、西は牛込肴うしごめさかな町代地。享保四年(一七一九)下谷御数寄屋したやおすきや(現台東区)の火災後の土地整理で河岸通り火除地ができた際、神田佐久間町一丁目跡地も火除地となった。延享五年(一七四八)この火除地の一部が払下地となり町屋が起立町名向柳原むこうやなぎはらにできた新規の町屋敷に由来する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android