神経性(読み)しんけいせい

精選版 日本国語大辞典 「神経性」の意味・読み・例文・類語

しんけい‐せい【神経性】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動 ) =しんけいしつ(神経質)
    1. [初出の実例]「芳子は青い神経性(シンケイセイ)の顔を擡(もた)げた」(出典蒲団(1907)〈田山花袋〉八)
  3. 心理的原因があること。
    1. [初出の実例]「神経性胃弱なる主人の頭を潰す位は容易に出来る」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android