日本歴史地名大系 「神路峡谷」の解説 神路峡谷かみじきようこく 北海道:上川支庁神路峡谷中川(なかがわ)郡中川町と同郡音威子府(おといねつぷ)村にまたがる天塩川の狭窄部。名寄盆地を北流してきた天塩川は音威子府村で天塩山地を横断するかたちで西流に転じる。天塩川は天塩山地の断層や浸食に弱い層に沿い、屈曲しながら横断している。とくに音威子府村の筬島(おさしま)から中川町字神路(かみじ)にかけては、右岸の天狗(てんぐ)山(五一六・七メートル)や左岸の神居(かむい)山(三九八メートル)が迫り、左岸を国道四〇号、右岸をJR宗谷本線が通る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by