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神道碑 しんどうひshén dào bēi

世界大百科事典 第2版の解説

しんどうひ【神道碑 shén dào bēi】

中国の文章のジャンルの一つ。墓前に立てた石碑に刻して,墓主を記念する文章。ふつう散文で書く伝記部分〈序〉と韻文で頌揚する〈銘〉とから成る。神道とは,墓の南東方のこととも墓穴に通ずる羨道(えんどう)のことともいわれるが,いずれにしても,石碑は実際は墓前に立てられる。唐制では碑を立てることのできるのは,五品以上の官に限られ,それ以下の者は同様の文章を〈墓碣銘(ぼけつめい)〉または〈墓表〉と呼ぶ。【清水 茂】

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世界大百科事典内の神道碑の言及

【金石文】より

…その時期は後漢時代で,立碑が禁止された魏と西晋時代を除き,南北朝から隋・唐にかけて盛んに立てられた。碑には故人の事績を伝える墓碑や神道碑のほか,功績や徳政その他寺廟や学校などの建立や重修のことを記した紀事碑などがある。碣は碑の形をなさない立石を指す。…

【石人石獣】より

…長期間の間に,原位置から移動している場合が少なくないが,墳丘正面の参道を神道(しんどう)とよび,その両側に左右1対の石闕(せつけつ)(石でつくった入口の楼門),石獣,神道石柱(墓主の姓名を記し墓域を示す標柱。神道碑,華表ともいう)を立てたようである。石獣は虎,獅子,麒麟,羊,象などの形をとり,それらは一般に邪悪を避ける想像上の動物として辟邪とよばれている。…

【石碑】より

…梁の遺例が南京(円陽)地方に造営された陵墓に多くのこっている。石碑は墳丘の正面に設ける参道(神道(しんどう)という)の左右に神道石柱(神道碑,華表ともいう)や石獣とともに立てられている。神道石柱は後漢代にあらわれたもので,円柱の上部に方形の板を彫りだし,被葬者の墓域をしめす題字を刻り,柱の頂部に石獣を彫刻した蓋石をのせたものである。…

※「神道碑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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