禅透院(読み)ぜんとういん

日本歴史地名大系 「禅透院」の解説

禅透院
ぜんとういん

[現在地名]更埴市森

曹洞宗神竜山禅透院。本尊釈迦如来。佐久郡貞祥寺末。

「貞祥寺開山歴代伝文」によれば、天文一一年(一五四二)七月、佐久郡雲興寺住持徳忠禅透院を開き、開基は清野入道清樹軒とあり、「寛政重修諸家譜」の清野氏の項には、清野氏は村上氏の分れで、その族臣九家の上首にあった。清野信秀は、天文二二年村上氏没落とともに主家と越後に落ちたが、のち本郷に帰り永禄八年(一五六五)もり村の禅透院に葬られ法名を禅透といった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 モリ

関連語をあわせて調べる

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む