福佐売神社(読み)ふくさめじんじや

日本歴史地名大系 「福佐売神社」の解説

福佐売神社
ふくさめじんじや

[現在地名]廿日市町可愛

可愛かわい川下流の左岸鎮座新宮しんぐう神社の境外摂社。俗に福島ふくしま神社・福島明神などとよばれる。祭神は、頼杏坪の「福島社記」(文化一三年)によると「三代実録」貞観一四年(八七二)一二月二六日条に「節婦安芸国佐伯郡人榎本連福佐売、叙位二階」と記される福佐売という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 新宮

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android