福宗村(読み)ふくむねむら

日本歴史地名大系 「福宗村」の解説

福宗村
ふくむねむら

[現在地名]野津原町福宗

七瀬ななせ川左岸に位置し、北東野津原村。江戸時代を通じて肥後熊本藩領で、初め谷手永、享和二年(一八〇二)に野津原手永に所属。「肥後国誌」によると高九七石余、小村皮籠台かごのだい村があった。続けて野々台ののだい村高二五石余が載る。天保二年(一八三一)の「野津原手永略鑑」では惣高二二六石余、うち本方九七石余、免は五ツ四分、野々台村本方二五石余、免は三ツ七分余、下野尾したのお村の本方九六石余、免は五ツ四分余。質屋があった。旧高旧領取調帳では高二二六石余。寛政一〇年(一七九八)鑰小野かぎおの井手水掛りは二五町六反余(挟間町誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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