野津原村(読み)のつはるむら

日本歴史地名大系 「野津原村」の解説

野津原村
のつはるむら

[現在地名]野津原町野津原

現野津原町のやや東部に位置する。七瀬ななせ川右岸にあり、肥後街道が東の塚野つかの村から恵良えら村を経て当村に入り、宿駅が置かれていた。江戸時代を通じて肥後熊本藩領で、野津原手永の中心村。寛永一一年(一六三四)同藩豊後国郷帳に村名がみえ、高六五〇石余。正保郷帳によれば田高二三七石余・畑高四一三石余、稙田わさだ庄に属し、柴山・新田有、水損所と注記される。「肥後国誌」では高三〇六石余、赤坂あかさか村・平野村などの小村がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む